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こんにちは。コトリス関根です。
私たち人間の始まりであるアダムとイブ。
アダムとイブが最初に犯した「罪」は何だと思いますか?
神様は、最初アダムだけを作りました。
他の生き物には仲間がいるのに自分だけ仲間がいないことに寂しさを感じたアダム。
そこで神様は、アダムの肋骨を1本とってその骨からイブを作ったのです。
「エデンの園」で何不自由なく暮らしていたアダムとイブですが、神様との約束を破って禁断の実を食べてしまいます。
すると急に、自分たちが裸でいることが「恥ずかしい」と思い始めます。
この恥ずかしいという「羞恥心」は、「罪=神様のコントロールから外れる」ことから始まりました。
ここから人間だけが他人の目を気にするという習性が出来上がります。
他の動物は、生まれたままの姿でも恥ずかしいとは思ってないですよね?
神様は、約束を破った2人を「エデンの園」から追放し、アダムには「食べるためには汗を流して働かねばならない」
イブには「子どもを産むには苦しまなくてはならない」という罰を与えました。
そして、「いつか必ず死ななくてはならない」という究極の罰をも与えます。
このアダムとイブが食べてしまった禁断の実がリンゴでした。
私たちが日常よく食べている果物でもこのストーリーがあることにより、神に仕える神聖なものというイメージがつきますね。
「奇跡のリンゴ」として本も出版され映画にもなったリンゴ農家 木村秋則さんのリンゴにかける情熱もストーリーです。
青森のリンゴ農家の木村秋則氏は、年に十数回も散布する農薬が原因で体調を崩した妻・美栄子を心配し、無農薬によるリンゴ栽培を決意します。
しかしそれは、絶対に不可能な栽培方法と言われていて、案の定、何度も失敗を重ね、借金ばかりが膨らんでいきます。
次第に周囲の農家からも孤立し、妻や3人の娘たちにも苦労のかけ通しで、終わりの見えない無謀な挑戦に心が折れながらも
絶対に不可能と言われていた無農薬リンゴの栽培に成功し、奇跡のリンゴとして大きな話題を集めたのです。
同じリンゴでも今度は、家族のためを思い苦労して作った努力の結晶というイメージです。
このように同じ「リンゴ」が、ストーリー(物語)を語ることにより違った価値になるのです。
「プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる」尾原和啓 著
では、完成品ではなく制作過程に価値があると言っています。
インターネットによって完成品はすぐコピーできるようになり、完成品で差別化するのは難しい。
そんな時代にはプロセスにこそ価値が出る。
なぜならその人だけのこだわりや哲学が反映されたプロセスは誰にもコピーできないから。
完成品ではなく制作過程そのものを売る。
プロセスエコノミーはこれからを生きる全ての人の武器になる。
まだ発売前の本ですが、Amazon売れ筋ランキングでも1位を獲得しています。
物語の連鎖から始めるビジネス
これからの時代のビジネスには欠くことのできない概念になるのではないでしょうか?
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