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こんにちは。コトリス関根です。
私が食について意識し始めたのは、2017年頃。
当時、ビジネスパートナーとして一緒に仕事をしていた方から教えてもらったのがきっかけでした。
その方は、食の中でも「塩と油と水」が特に重要だと言っていました。
ふ〜ん、そうなんだ〜
当時の私は、そんな感じで全くピンときていませんでした。
その方の出版セミナーや健康セミナーを手伝うようになってから食と健康に関する情報がどんどん入ってきました。
そういえばアトピー性皮膚炎で悩んでいた頃、病院の飲み薬や塗り薬では一向に改善せず、
食生活をガラリと変えたことですっかり良くなった自分の過去を思い出しました。
健康でいるためには、口に入れるものがとても重要だということが知識としてストンと腑に落ちた時期でした。
目次
何のために働いてるの?
日本人は、勤勉で真面目な人が多く、人口の9割がサラリーマンという構成。
毎日、満員電車に揺られ、1日の約1/3〜半分を会社で過ごします。
お昼は、カロリー重視の糖質過多の外食.、添加物や保存料たっぷりのコンビニ弁当、
酸化した揚げ物ばかりの仕出し弁当、などが大半でしょう。
夜は、居酒屋でお酒とおつまみ。締めに夜中のラーメン。。。
こんな生活をしていたら高血圧や糖尿病などの成人病予備軍まっしぐらです。
時間がない時、簡単に食べられるファストフードやカップ麺などもあまり体にいいとは言えません。
忙しい。めんどくさい。お金(お小遣い)がない。時間がない。お腹を満たせればいい。
そんな方が多いのではないでしょうか?
一生懸命仕事して病気を作り、稼いだお金は健康を取り戻すために使う?病院代?薬代?
自分の体や健康について、あまりにも無頓着な人が多いような気がします(かつての私も含めて)
病気になってから治療するのではなく、日々の自分の体と向き合い健康投資をしていく。
食と健康を突き詰めていくと、そんな東洋医学の考え方に行き着いたのです。
「痛くない死に方」
アマゾンプライムで何気に観た 映画『痛くない死に方』
テーマは、在宅医療。
末期癌患者を自宅で看病する家族と在宅医の葛藤を描いた作品。
在宅医療の分野で著名な長尾和宏医師の著書「痛くない死に方」「痛い在宅医」を原作に、高橋伴明監督が映画化。
この映画を観て思ったのは、癌ってそんな痛いんだ〜!
癌になって痛くない死に方ってどんな死に方だろう?
病院で定番の診療(抗がん剤や放射線療法など)を拒否すると、救急車や診療を受け付けてくれないということも初めて知りました。
点滴で命を繋いでいると思ってたのに、その点滴が原因で痰や咳で溺れ死ぬということも!?
医師にとって、患者の死は敗北で延命は至上命題。
患者さんの最期を苦しめていたのは、他の誰でもない医者自身だったという告白。。
実際に、病院のお世話になってみないとわからない真実が次々とあからさまに!
この映画で印象的だったのは、在宅医として苦悩する主人公 河田(柄本佑)の先輩医師 長野(奥田瑛二)の言葉。
「大病院の専門医師は、臓器という断片を診る。俺たち町医者は物語をみる。
人生と向き合うというのかなあ〜?
人間とは、体と心と社会的存在と・・あとはスピリチャル的な側面もあるよな。
それを丸ごと診るのが医療だと思うし、そこに魅力を感じるんだよな。」
在宅医として、一番大切なことは何ですか?と聞く河田に長野は一言。
「人間を好きになれ」
在宅医療を選択した患者さんとその家族が、これでよかったんだと思える最期を
迎えられるのが在宅医の役目なのだと思いました。
在宅医にしても病院の医師にしても「誰」と出会えるかが、その人の人生の最期を彩る鍵なんだなと。
自分の選択に納得できること=痛くない死に方なのじゃないかと。
生きるは食べること
もうひとつ印象に残ったシーン。
入院中たくさんの管に繋がれて、点滴で栄養をとっていた患者さんを病院から奪還し、あえて口から食べさせる。
「美味しい〜」と笑顔になる患者さんに向かって言った。
「生きるは食べること」
たった一匙のスプーンでも。
たったソーメン一本でも。
素材の味を 香りを 食感を 味わいながら自分の口から食べることがどんなに幸せなことか。
ステージ4の末期癌患者を演じる宇崎竜童さんの存在感も際立っていました。
「お酒が飲みたい」という患者さんと一緒に花火を見ながらお酒を飲む在宅医 河田。
おまけにタバコまでOKを出しちゃう(笑)
「うまい!」というその時の笑顔がたまらない。
好きなものを食べたり飲んだりすることは、それだけで笑顔になる。
「生きるは食べること」
願わくば、いつまでも健康で元気でいたい。
けれど、病気になってしまったら・・・
病院のベッドで寝たきりで、人口的に生かされているのと、
住み慣れた自宅で家族に囲まれて、寿命が来るのを待つ在宅医療と。
家族の理解や協力、経済的なことや環境によっても異なりますが、どんな選択をするかは、自分次第。
理想は、病気になってから治療するのではなく、日々の自分の体と向き合い健康投資をして
痛くない死に方を目指したいと思うのです。
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