誠実に生きることで広がっていく効果

思うこと

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こんにちはコトリス関根です。

夏のような暑い日が続いていますね。

今年は春の一番陽気のいい時に外出できなかったので、

急に冬から夏になったような感じがします。

コロナも気がかりですが、

異常気象や最近頻繁に起こっている地震も心配ですね。

 

 

先日、片道2時間の国分寺で仕事だったので、

帰りは吉祥寺に住む娘のところへ初めてのお泊りしてきました。 

夕飯を用意してくれていたり、お風呂や着替えの準備まで至れり尽くせり!?

部屋もキッチンもすっごくキレイにしていて、

あら?家にいる時とは随分違うのね〜と意外な感じがしましたが、

しっかり生活できてることに安心しました。

そう言ったら、

「海外で生活してた私に何言ってるの?」

と逆に不思議がられましたが(笑)

娘はオーストラリアへ単身渡豪して3年間住んでいたことがあります。

どこでも生きていけるくらいの度胸と行動力がある娘に失言でしたが、

娘からの「おもてなし」を受けて、

感動したのと同時に、親にとって子供って幾つになっても

喜びを与えてくれる存在なんだと実感しました。

一緒にいるとぶつかりあってばかりなのに、

離れているとお互いを想い合える。

母娘って不思議な関係です。

 

吉祥寺駅に向かうバスの中で、娘が話してくれたエピソード。

「ある日、超高齢(80代?90代?)のおばあさんが

元もおぼつかない様子でバスに乗り込んできて、

降りる時になかなか降りられなかったの。

バスも出発できずに困っていた時に、ある若い男性が

『おばあちゃん、僕でごめんね。ちょっと失礼しますね。』

って、おばあさんを抱きかかえてバスから降ろしてくれたんだよ。

無事、発車したバスの中で拍手喝采が起きて、

別の高齢の女性がその男性に

『ありがとうね。ありがとうね』

と何度もお礼を言っていたんだよ。

吉祥寺ってそういう街なんだ〜」

 

その話を聞いて、思い出したのが地元千葉での出来事。

友人と電車に乗って座席に座った後に、乗り込んできた高齢女性二人。

すぐ立って席を譲った私達にその高齢の女性は言った。

「あなたたちで二人目よ!

私達そんな風に見えるのかしら!?立ってるのも健康のためなのよ!」

(そんなの知らんがな〜汗)

 

似たような出来事なのに、こんなにも違うわけです。

確かに地域性もあるかもしれません。

相手の立場になれば、感謝されることであったり、

余計なお世話だったり受け止め方も人それぞれです。

ただ当人同士のことだけではなく周りにいる人にとっても

少なからず影響がある。

そういうのって周りは見ていますからね。

 

ブロークンウィンドウ理論って聞いたことありますか?

割れた窓が1枚でもあると、住民のモラルが低下し、

他の窓も割られ、治安が悪化するという理論です。

『小さな犯罪を放置すると、やがてそれが大きな犯罪につながる』という

犯罪心理学の理論ですが、これって今話題のネット炎上や

SNSの誹謗中傷にも繋がっていると思うんです。

匿名で誰かを批判する人が一人でもいると同調する波が起きて

どんどん拡散され、炎上していく。

窓ガラスが割れてその街の治安が悪くなり犯罪が起きるよりも、

はるかに早く凶暴、凶悪に広まっていく。

悪いことしてるという意識がないから尚更タチが悪い。

どうせ広めるなら、

吉祥寺のバスの青年のように心が温かくなるような思いやりや笑顔を

広めていきたいですよね。

たった一人の行動が世界を変える。

良くも

悪くも

一人の行動や発言から周りに波及していく。

 

「吉祥寺っていちいちオシャレだよね!」

と言った私に、

「だって吉祥寺だもん!」

と誇らしげに答えた娘。

自分の住む街に誇りを持てるような・・

日本人に生まれてよかったと思えるような・・

そんな生き方したいですね。

 

投稿者プロフィール

cotolis
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自分らしく輝く女性を応援するコトリス代表 関根貴代美です。
イベント企画運営、起業コンサル、セミナー講師をしています。
コトリスでは、笑顔になって生き生きと輝く女性を応援していきます。

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